一日でもタンバリンを叩かない日があるとタンバリンはきれいな音色を奏でてはくれません。
繊細な楽器なのです。まるで女性みたいですね。
って、おっと。こんな話をしているところを若旦那に見つかっちまったらまたどやされちまう。そいじゃあね。
そういうと猫背の男は夜の闇に消えていった。
ぼくの手には真っ赤なタンバリンが握りしめられたままだった。
そうだ、家に帰ったらあの子に電話してみよう。それから昨日のカレーを食べながらoasiswaveを聞こう。
タンタカタンタン!タンタカタン!
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